2019年12月04日

Optical resonators are very important structures which are used in lasers and interferometers. Microspherical optical resonators are promising for the ultimate enhancement of the light matter interaction.　They utilize so-called Whispering Gallery Modes (WGM) in which light is totally reflected inside the sphere and confined in the inner region. We fabricate zinc oxide (ZnO) microspheres in superfluid helium by using a technique called laser ablation. We found that voids are formed inside the fabricated microsphere. We investigate the effect of the voids on WGMs. Here, we discuss the importance of the excitation scheme.

光共振器は主にレーザーや干渉計などに用いられている光学的に非常に重要な構造である。光共振器を用いて光と物質の相互作用を極限まで高めることを狙って、現在マイクロメートルサイズの微小な球を用いた光共振器が期待されている。これは光が球の内部を全反射して内部領域に閉じ込められるウィスパリングギャラリモード（WGM）を利用した共振器である。我々はその微小球を超流動ヘリウム中で酸化亜鉛（ZnO）にレーザーアブレーションという技法を用いることによって作製している。この技法で作製された微小球内部には空洞が形成されることが我々のこれまでの研究でわかってきた。我々は、この空洞がWGMに及ぼす影響を調査している。本発表では、その際問題となった励起方法の違いについても議論する。